PEファンド

エクイティ・インベストメント
GOWIN Semiconductor Corp.の創業者は、Lattice出身です。 同社は、完全に独立した知的財産権を持つFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)メーカーであり、FPGAチップ、ソフトウェア、IP、リファレンスデザイン、開発ボード、さらにはFPGA全体のソリューションを提供しています。また、同社は中国で唯一、自動車向けチップの認証を取得したFPGAメーカーでもあります。

エクイティ・インベストメント
3peak Incorporated(A株:688536)は、アナログ集積回路製品の研究開発および販売を中心に活動する集積回路設計会社で、設立段階で華為技術(Huawei)から戦略的投資を受けました。同社は、高性能・高品質・高信頼性のアナログ集積回路製品の研究開発に一貫して取り組んでおり、2020年には中国の科学技術イノベーションボードに上場を果たしました。
このポートフォリオは、チームメンバーによって運営されているPRCファンドを通じて投資されています。
BA7、日本国外から唯一のベンチャーキャピタルとして、J-PharmaのE3ラウンドに参加
J-Pharma株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:吉武 正浩)は、2024年6月より継続していたEラウンドの延長において、日本国内外の投資家から総額37.7億円の資金調達を完了しました(2025年4月に予定されている入金分を含む)。さらに、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」により、最大20億円の助成金を獲得しました。これにより、2024年6月以降の調達総額は最大で57.7億円に達し、過去のラウンドおよび助成金を含めた累計調達額は最大130億円となります。
資金調達の背景と目的
本ラウンドにおける資金調達は、LAT1(L型アミノ酸トランスポーター1)阻害剤である「ナンブランラット(nanvuranlat)」および「JPH034」の研究開発を加速させることを目的としています。
ナンブランラットについては、日本国内で難治性胆道がん患者を対象としたフェーズ2臨床試験を成功裏に終了しており、2024年度第2四半期には、米国食品医薬品局(FDA)と国際共同フェーズ3臨床試験の試験デザインについて合意に至りました。2025年度中には国際共同フェーズ3試験の開始を目指しており、2030年度のグローバル承認取得を目標としています。
また、JPH034は多発性硬化症を対象とするLAT1阻害剤であり、2025年度中に米国FDAへのIND(治験薬)申請およびフェーズ1臨床試験の開始を予定しています。グローバル展開を見据え、開発を加速してまいります。
J-Pharmaは、革新的な創薬を通じて世界中の患者に希望を届ける、日本発の創薬ベンチャーとしての成功事例となることを目指しています。
BA7は、本ラウンドにおいて日本国外から唯一参画したベンチャーキャピタルとして、ESGおよびダイバーシティ戦略の実行における重要な一歩と位置付けています。J-Pharmaとのパートナーシップは、当社が日本のベンチャー市場において存在感を高める象徴的な事例であり、今後の成長を力強く支援してまいります。
グローバルな資本市場における豊富な経験を活かし、J-Pharmaのさらなる発展に向けて、信頼できるパートナーとして貢献していく所存です。